プレッパー(読み)ぷれっぱー(英語表記)prepper

デジタル大辞泉 「プレッパー」の意味・読み・例文・類語

プレッパー(prepper)

《「備える人」の意》大災害経済崩壊戦争などに備えて、食料を備蓄したり核シェルターを作ったりする人。プレッパーズ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「プレッパー」の解説

プレッパー

非常事態に備え、食糧自衛のための武器弾薬などを過度に備蓄している人のこと。「備える(prepare)」から生まれた言葉で、2012年現在では米国に最も多く存在し全米で300~400万人にのぼるとみられている。 彼らは政府マスメディアを信じず、国際資本家を敵とみなす傾向が強い。支配階級の力が及ばないローカルなラジオやインターネット、身近なコミュニティなどを情報源としている。状況によっては隣人をも敵とみなす強固に自立したライフスタイルの実践者であり、暴動や経済崩壊、核戦争、世界の終わりなどを想定している。

(2013-5-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android