精選版 日本国語大辞典 「四万六千日」の意味・読み・例文・類語
しまんろくせん‐にち【四万六千日】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
社寺の縁日の一つで、この日に参詣(さんけい)すると4万6000日お参りしただけの功徳(くどく)があるとされている。元禄(げんろく)時代(1688~1704)ごろから始まったといわれる。有名なのは東京・浅草(あさくさ)の観音(かんのん)(浅草寺(せんそうじ))で7月10日を四万六千日と称し(現在は9日のほおずき市から)、この日の参詣者に赤トウモロコシを売り出した。これを買って帰ると雷除(よ)けになるとされた。のちには茶袋やホオズキを売るようになった。関西地方では古くから千日参りということが京都の清水寺(きよみずでら)(8月9~16日)や大阪の四天王寺(8月9、10日)などで行われていたが、今日では千日参りという言い方で四万六千日の縁日を行っている例もみられるようになった。
[大藤時彦]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…それが縁日で,縁とは,〈結縁(けちえん)〉または〈有縁(うえん)〉あるいは〈因縁(いんねん)〉のことで,特定の仏菩薩が,特定の日に,特別に霊験あらたかになるように信者の祈願と結びつくのである。たとえば7月10日は観音の四万六千日(しまんろくせんにち)といって,この日に参詣すれば,その功徳は,4万6000回参詣したのと同じになると説かれたりしている。中国仏教では,10世紀初頭に,寺院で縁日がそれぞれ配当されていた事実があったらしいがくわしくはわからない。…
※「四万六千日」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新