付喪神(読み)ツクモガミ

デジタル大辞泉 「付喪神」の意味・読み・例文・類語

つくも‐がみ【付喪神】

100年を経過した器物に宿り、化けたり人に害をなしたりするとされる精霊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の付喪神の言及

【鬼】より

…いま一つの契機は年を取り過ぎることである。年老いた女は鬼女になるといい(《今昔物語集》),古ぼけて捨てられた道具は〈付喪神(つくもがみ)〉という鬼になるという(《付喪神記》)。 ところで,鬼は人々の想像の世界の中においてのみ活動したわけではない。…

※「付喪神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android