…だがジェントルマンと非ジェントルマンの間の亀裂は簡単には埋められず,〈二つの国民〉への分裂が〈二つの文化〉を生んでいることも否めない。それを最も端的に表現しているのは,イギリスの新聞界における〈高級紙〉と〈大衆紙〉のみせる際だった対照であり,また第2次大戦後に登場した労働者出身の作家――A.ウェスカー,A.シリトーなど――の取り上げる主題がつねに〈やつらthem〉と〈おれたちus〉の問題であることにもうかがうことができる。このような硬直した社会構成に対する反省は,戦後のイギリスの〈病める老大国〉化とともに,強く叫ばれるようになり,歴代の政府も教育制度の改革を通して特権的なエリート・コースの開放を企て,それなりの成果はみられるものの,〈二つの国民〉の障壁を完全に除去するまでにはいたっていない。…
…政治状況の安定化,庶民への教育の普及や所得の上昇,平準化も中新聞の読者層拡大を促進した。日本でも明治前期には欧米型の高級紙(クオリティ・ペーパー),大衆紙の類型化が可能だったわけである。【山本 武利】。…
…日本語では〈高級紙〉。広く大衆に読まれる娯楽的な大衆紙と対比的に用いられる。国際,政治,経済など公共的ニュースの比重が高く,社会的影響力は大きいが,比較的発行部数は少ない。…
※「大衆紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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