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階級社会 かいきゅうしゃかいclass society

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

階級社会
かいきゅうしゃかい
class society

唯物史観において,生産関係における地位と役割の差異に基づく階級別に編成された社会をいう。社会的分業が発達していない生産力の低い社会では階級的区別はなく,原始共産制の共同体をなしていた。しかし,社会的分業の発達と生産力の上昇に伴って私的所有が展開し,いわゆる階級社会が成立した。古代奴隷制社会,中世封建社会を経て近代資本主義社会へと続くが,階級社会では敵対的な階級闘争社会変動をもたらす。マルクス主義では階級社会が止揚され,共産主義という無階級社会が出現していくとされている。

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デジタル大辞泉の解説

かいきゅう‐しゃかい〔カイキフシヤクワイ〕【階級社会】

社会の成員が二つ以上の階級に分かれ、その間に支配服従、または対立の関係が存在する社会。

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世界大百科事典内の階級社会の言及

【私有財産制】より

…ここでは生産手段たる農耕地が分割所有され,階級関係を発生させる。この階級関係は土地を媒介とし,家父長的な土地所有者と奴隷の関係であるが,この階級関係が原始的共同体を崩壊せしめて古代的階級社会を形成することになる。続く封建社会においては,財産形態は大土地所有者たる封建領主とその支配下にある農民・農奴という階級関係として現れる。…

※「階級社会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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