天の磐樟船(読み)あまのいわくすぶね

精選版 日本国語大辞典 「天の磐樟船」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 磐樟船(いわくすぶね)

  1. ( 「磐(いわ)」は「堅固な」の意 ) クスノキで作ったといわれる堅固な船。「古事記」「日本書紀」では、伊邪那岐、伊邪那美の二神が、子の蛭児(ひるこ)をこの船に乗せて棄て流したと伝えている。とりのいわくすぶね。
    1. [初出の実例]「次に蛭児(ひるこ)を生む。已に三歳になるまで、脚猶立たず。故(かれ)、天磐櫲樟船(アマノイハクスブネ)に載せて、順風(かぜのまにま)に放ち棄つ」(出典:日本書紀(720)神代上(寛文版訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 かぜ

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む