順風(読み)ジュンプウ

デジタル大辞泉 「順風」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぷう【順風】

自分の進む方向、特に、船の進む方向に吹く風。追い風。⇔逆風
[類語]追い風追風おいて向かい風逆風横風朝風夕風夜風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風強風突風烈風疾風はやて大風颶風暴風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き木枯らし空風寒風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風北風朔風

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精選版 日本国語大辞典 「順風」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぷう【順風】

  1. 〘 名詞 〙 自分が進行しようとする方向に吹く風。特に、船の進む方へ吹く風。船の帆走に適した風。船尾の左右四五度の範囲の追い風。追風。⇔逆風。「順風満帆
    1. [初出の実例]「既解䌫順風而去」(出典:続日本紀‐文武四年(700)三月己未)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐岑彭伝〕

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普及版 字通 「順風」の読み・字形・画数・意味

【順風】じゆんぷう

追い風。〔史記、遊伝序〕陵・孟嘗・春申・原・信陵の徒、皆王の親屬なるに因り、~名を侯に顯(あら)はす。賢ならざると謂ふべからざるなり。比(たと)へば、風に順ひて呼ぶが如し。聲疾きを加ふに非ず、其の勢ひ激するなり。

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