順風(読み)ジュンプウ

デジタル大辞泉 「順風」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「順風」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ぷう【順風】

  1. 〘 名詞 〙 自分が進行しようとする方向に吹く風。特に、船の進む方へ吹く風。船の帆走に適した風。船尾の左右四五度の範囲の追い風。追風。⇔逆風。「順風満帆
    1. [初出の実例]「既解䌫順風而去」(出典:続日本紀‐文武四年(700)三月己未)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐岑彭伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「順風」の読み・字形・画数・意味

【順風】じゆんぷう

追い風。〔史記、遊伝序〕陵・孟嘗・春申・原・信陵の徒、皆王の親屬なるに因り、~名を侯に顯(あら)はす。賢ならざると謂ふべからざるなり。比(たと)へば、風に順ひて呼ぶが如し。聲疾きを加ふに非ず、其の勢ひ激するなり。

字通「順」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む