灯滅せんとして光を増す(読み)トウメッセントシテヒカリヲマス

デジタル大辞泉 「灯滅せんとして光を増す」の意味・読み・例文・類語

とうめっせんとしてひかり

《「法滅尽経」から》ともしびが消えようとするとき、一瞬その光を増す。物事が滅びる直前に、一時勢いを盛り返すたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「灯滅せんとして光を増す」の意味・読み・例文・類語

とう【灯】 滅(めっ)せんとして光(ひかり)を増(ま)

  1. ともしびが消えようとする前のほんのしばらくの間、光が明るさを増す。人が死ぬ前にちょっと容態がよくなったり、物事の滅亡の直前に一時勢いをもり返したりすることのたとえ。〔仏説法滅尽経〕

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