デジタル大辞泉 「直前」の意味・読み・例文・類語 ちょく‐ぜん【直前】 1 物事の起こったり行われたりするすぐ前。「出発直前に事故が発生した」⇔直後。2 すぐ前。目の前。「車の直前を横断する」⇔直後。[類語]寸前・目前・間際・瀬戸際・間近・土俵際・土壇場・まのあたり・面前・目の前・眼前・現前・鼻先・目先・鼻面はなづら・鼻っ面つら・前面・正面・真ん前・手前・先方・目と鼻の先・手近い・程近い・近い・間近い・じき・すぐ・至近・近く・手が届く・指呼しこ・咫尺しせき・目睫もくしょう・目睫もくしょうの間かん・身近・手近・卑近・身辺・そば・傍ら・脇・手元・付近・近辺・近傍・近所・最寄り・許もと・足元・座右・左右・手回り・身の回り 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「直前」の意味・読み・例文・類語 ちょく‐ぜん【直前】 〘 名詞 〙① ある時になるすぐまえ。事の起こるすぐまえ。[初出の実例]「大嘗会と云ふのは、〈略〉元文三年十一月二十三日の直前(チョクゼン)、〈略〉桜町天皇が挙行し給ふまで、中絶してゐたのである」(出典:最後の一句(1915)〈森鴎外〉)② 物のすぐ前の位置。[初出の実例]「ゴール直前で白い息を吐いてゐる先頭の馬」(出典:競馬(1946)〈織田作之助〉)③ ( ━する ) まっすぐ前に進むこと。ただちに進み出ること。じきぜん。[初出の実例]「正行不レ顧、以二三百騎一直前」(出典:日本外史(1827)五)[その他の文献]〔漢書‐外戚伝下・孝元馮昭儀〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「直前」の読み・字形・画数・意味 【直前】ちよくぜん まっすぐ進む。〔漢書、外戚下、孝元馮昭儀伝〕昭中、上(しゃう)虎圈に幸し、獸をはしめ、後宮皆坐す。熊、佚して圈を出づ。~左右の貴人傅昭儀等、皆き走る。馮、直して熊に當りて立つ。左右、熊を格す。字通「直」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報