隆線(読み)りゅうせん

精選版 日本国語大辞典 「隆線」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐せん【隆線】

〘名〙 線状に隆起しているもの。特に、指紋を形成するものをいう。
※法医学ノート(1946)〈浅田一〉一〇「一卵性双胎児では全く同一の指紋と云ッてよい程に酷似し、隆線の数も同じ事があるから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の隆線の言及

【指紋】より

…指や手のひら,足底の皮膚に浮きでるように走るたくさんの線状の隆起を皮膚隆線または単に隆線といい,隆線上には汗腺が並んで開口している。この隆線が指頭でつくる紋理(紋様)またはこの紋理を捺印した像を指紋という(ちなみに手のひらや足底にみられる紋理はそれぞれ掌紋,足紋といわれる)。…

※「隆線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android