『竹取物語』(読み)タケトリモノガタリ

とっさの日本語便利帳 「『竹取物語』」の解説

『竹取物語』

平安初期に成立した日本物語文学の祖。作者未詳。竹の中にあるのを竹取翁(おきな)によって見出され育てられたかぐや姫が、五人の求婚者をそれぞれ難題を出して退け、時の帝の求愛をも振り切って、月の世界へ戻って行く説話風物語。

『竹取物語』

作者不詳
今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、万の事に使ひけり。\(九〇〇頃)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android