竹取翁(読み)タケトリノオキナ

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「竹取翁」の意味・読み・例文・類語

たけとり‐の‐おきな【竹取翁】

  1. [ 一 ] 伝説および文学作品中の登場人物。竹を取るのを業とする老人。「万葉集‐一六」では三月、丘に登って羹(あつもの)を煮る九人の仙女に逢い、席に上って歌をよみかわす。また、竹取伝説や「竹取物語」では、竹の中にかぐや姫を得て育て、黄金のはいった竹を見つけることが重なってたちまち富貴となる。
    1. [初出の実例]「昔、有老翁。号曰竹取翁也」(出典:万葉集(8C後)一六・三七九一題詞)
  2. [ 二 ]たけとりものがたり(竹取物語)[ 一 ]

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む