竹取翁(読み)タケトリノオキナ

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「竹取翁」の意味・読み・例文・類語

たけとり‐の‐おきな【竹取翁】

  1. [ 一 ] 伝説および文学作品中の登場人物。竹を取るのを業とする老人。「万葉集‐一六」では三月、丘に登って羹(あつもの)を煮る九人の仙女に逢い、席に上って歌をよみかわす。また、竹取伝説や「竹取物語」では、竹の中にかぐや姫を得て育て、黄金のはいった竹を見つけることが重なってたちまち富貴となる。
    1. [初出の実例]「昔、有老翁。号曰竹取翁也」(出典:万葉集(8C後)一六・三七九一題詞)
  2. [ 二 ]たけとりものがたり(竹取物語)[ 一 ]

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む