精選版 日本国語大辞典 「竹取翁」の意味・読み・例文・類語 たけとり‐の‐おきな【竹取翁】 [ 一 ] 伝説および文学作品中の登場人物。竹を取るのを業とする老人。「万葉集‐一六」では三月、丘に登って羹(あつもの)を煮る九人の仙女に逢い、席に上って歌をよみかわす。また、竹取伝説や「竹取物語」では、竹の中にかぐや姫を得て育て、黄金のはいった竹を見つけることが重なってたちまち富貴となる。[初出の実例]「昔、有二老翁一。号曰二竹取翁一也」(出典:万葉集(8C後)一六・三七九一題詞)[ 二 ] =たけとりものがたり(竹取物語)[ 一 ] 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例