難題(読み)なんだい

精選版 日本国語大辞典「難題」の解説

なん‐だい【難題】

〘名〙
① 作るのにむずかしい詩歌や文章の
毎月抄(1219)「くせ題などをばちと読み口なれて後、今はと覚えむ時又よみならふべく題などを手がけもせずしては、叶ふべからず」 〔後村題跋‐一〕
② 解決が容易でないこと。処理が困難な事柄。また、むずかしい問題・課題。
※五代帝王物語(1302‐27頃)御深草「大将の闕ありしに、只今さして成るべき仁もなかりしにて、拝任は難題なりけるを」
③ (━する) 無理ないいがかりをつけること。無理な注文をすること。また、そのいいがかりや注文。
※浮世草子・好色盛衰記(1688)五「これはおもひもよらぬ難題(ナンダイ)、すこしも身に覚なき事なり」
[語誌]和歌の題詠、ことに結題などの複雑な題に対して歌論で用いられていたものが転じて一般に解決処理が難しい問題、さらには解決不可能な言い掛かりの意味に用いられるようになった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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