『道草』(読み)ミチクサ

とっさの日本語便利帳 「『道草』」の解説

『道草』

夏目漱石
健三が遠い所から帰って来て駒込の奥に所帯を持ったのは東京を出てから何年目になるだろう。彼は故郷の土を踏む珍らしさのうち一種の淋し味さえ感じた。\(一九一五)

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