ごてつく(読み)ゴテツク

デジタル大辞泉 「ごてつく」の意味・読み・例文・類語

ごて‐つ・く

[動カ五(四)]
秩序なく入り乱れている。ごてごてしている。「陳列棚が―・く」「―・いたネオン広告」
いざこざが起こる。紛糾する。ごたつく。「交渉が―・いて手間どる」
くどくど不平文句を言いたてる。「反対派が―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごてつく」の意味・読み・例文・類語

ごて‐つ・く

〘自カ四〙 (「つく」は接尾語)
物事が入り混じる。乱雑になる。混雑する。ごたつく。
② いざこざが起こる。もつれる。紛糾する。もめる。ごたつく。
※歌舞伎・敵討櫓太鼓(1821)二幕「エエ又ごてつくか。ハテ忙しい」
③ ぐずぐず文句を言う。
※歌舞伎・盟三五大切(1825)大詰「あの侍ひも有りやうは、ごてつきに来たのだが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android