そな

精選版 日本国語大辞典 「そな」の意味・読み・例文・類語

そ‐な

連体〙 (「そこな」の変化した語) そこにいる。そこの。
浄瑠璃鬼一法眼三略巻(1731)四「内々聞いた女芸者はそな者か」
歌舞伎北条九代名家功高時)(1884)中幕「御勘気御免なき内に濫りに其な場へ立越しては」

そな

〘助動〙 助動詞「そうな」の変化した語。
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)上「だてしゅぢまんといひそな男。たしかに太兵衛様かと見た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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