よろい竜(読み)よろいりゅう(英語表記)Ankylosauria

知恵蔵mini 「よろい竜」の解説

よろい竜

中生代ジュラ紀後期から白亜紀後期に生息していた恐竜一種曲竜類に属し、代表的なよろい竜としてアンキロサウルスが挙げられる。全長5~10メートルほどあり、草食で4足歩行をし、背部装甲を持つなどの特徴がある。北半球全域で化石発見されており、アジア各地では約20種の化石が出土している。2014年7月7日、福井県立恐竜博物館と長崎市教育委員会が、長崎半島西海岸にある地層「三ツ瀬層」から、よろい竜の歯の化石が見つかったと発表。足あとを含むよろい竜の化石の発見は、国内で5カ所目となる。

(2014-7-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報