アルビジョワ十字軍(読み)アルビジョワじゅうじぐん(英語表記)Croisade en Albigeois

旺文社世界史事典 三訂版 「アルビジョワ十字軍」の解説

アルビジョワ十字軍
アルビジョワじゅうじぐん
Croisade en Albigeois

13世紀前半,南フランスの異端アルビジョワ派征討のために行われた十字軍
教皇インノケンティウス3世の命で開始され,ルイ9世のとき完全に制圧した。アルビジョワ派はカタリ派系の異端で,南フランスのトゥールーズ中心として栄えていた。この結果カペー朝は南フランスを征服することに成功した。またこの戦いの中からドミニコ修道会が成立した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android