アンチフェブリン

デジタル大辞泉

アンチフェブリン（antifebrin）

⇒アセトアニリド

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

アンチフェブリン

〘名〙 (Antifebrin) アセトアニリドの薬品名。解熱・鎮痛薬。解熱力、毒性ともにアンチピリンより強い。

※矢はずぐさ（1916）〈永井荷風〉六「風邪心地の折とてもアンチフ_ヱブリンよりは葛根湯妙振出しなぞあがなひて」

出典　精選版 日本国語大辞典

百科事典マイペディア

アンチフェブリン

→アセトアニリド

出典　株式会社平凡社

日本大百科全書(ニッポニカ)

アンチフェブリン
あんちふぇぶりん

→アセトアニリド

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

世界大百科事典（旧版）内のアンチフェブリンの言及

【アセトアニリド】より

…したがって，アセトアニリドはアニリンにくらべて酸化を受けにくく，また求電子試薬に対する反応も穏やかである。アセチル化【小川 桂一郎】　アセトアニリドはアンチフェブリンantifebrinとも呼ばれ，19世紀末のコールタールを原料とする化学工業の発達とともに生まれた医薬。安価で比較的強力な解熱･鎮痛薬として，とくに頭痛や月経痛の緩解の目的などに家庭薬としても一時は広く使われた。…

※「アンチフェブリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」