インターディーラー市場(読み)いんたーでぃーらーしじょう

ASCII.jpデジタル用語辞典 「インターディーラー市場」の解説

インターディーラー市場

証券業者間で証券の売り買いを行なう市場のこと。公社債をおもに取り扱う。公社債は売買単位が大きく、銘柄が多様なため証券取引所での取引になじまず、主として店頭市場で売買されている。そのため、証券業者が個々にストックし、投資家に流通させるにはコスト高になりすぎるため、証券業者間で在庫保有を減らしつつ、互いに融通しあうことが必要となる。このような業者間の取引を行なう場がインターディーラー市場であり「東証国債大口取引」や「日本相互証券会社(B・B証券)」などの第三者が取引仲介の役割を果たしている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android