クモノスケイソウ(蜘蛛の巣ケイ藻)(読み)クモノスケイソウ(英語表記)Arachnoidiscus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

クモノスケイソウ(蜘蛛の巣ケイ藻)
クモノスケイソウ
Arachnoidiscus

ケイ藻類中心ケイ藻類コアミケイソウ科の藻。海産プランクトンとして日本各地の沿岸で採集されている。細胞は薄い円板状で,殻面の中心から放射状に出た線紋とそれと直交する同心円状の線紋との形状がクモの巣を想起させるのでこの名がつけられた。各細胞の直径は 100~170μm。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android