ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タクリン」の意味・わかりやすい解説 タクリン アルツハイマー型の痴呆では,脳内の神経伝達物質であるアセチルコリン濃度が低下する現象がみられるが,タクリンはこのアセチルコリンの分解酵素コリンエステラーゼの働きを阻害する作用があり,アルツハイマー型痴呆症治療薬の一つとして注目されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報