テアテイラ(英語表記)Thyateira

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テアテイラ」の意味・わかりやすい解説

テアテイラ
Thyateira

小アジア西部,リュディア地方の古代の町。現トルコのアクヒサル。リュディア人が建設してペロピアといったらしい。前 290年頃セレウコス朝シリアの王セレウコス1世マケドニア兵士を植民させ,ユダヤ人も住まわせ,テアテイラと改名した。のちペルガモン王国を経て,さらにローマ支配下では交通要衝にあたり,商工業都市として発達した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android