コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

兵士 ヘイシ

3件 の用語解説(兵士の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

へい‐し【兵士】

《古くは「へいじ」とも》
軍隊で、士官の指揮を受ける者。兵隊。兵卒。
律令制で、兵役に徴発された農民。正丁(せいてい)のうち3分の1が徴発され、軍団に配属された。ひょうじ。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ひょうじ【兵士】


[軍団兵士]
 古代の軍団制のもとに徴発された21~60歳の正丁男子の基本的呼称。7世紀後半から大宝律令の成立期にかけていわゆる律令軍制が整備され,正丁男子を対象とした徴兵制が施行された。現存する古代の戸籍のうち大宝2年(702)次の御野(美濃)国戸籍,筑前・豊前・豊後国戸籍では兵士を他の力役と区別し,兵役対象者を特別枠で確保したが,養老5年(721)次の下総国戸籍ではそうした区別は消滅し,力役の一形態として徴発されている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

へいし【兵士】

〔古くは「へいじ」とも〕
軍隊で士官の指揮の下にある者。兵卒。兵隊。 「出征-」 「古参の-」
律令制で、兵役に徴発された農民。正丁せいていからとるのを原則とし、本貫地の近くの軍団に配属された。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の兵士の言及

【徭役】より

…身体障害者(残疾)や父母の喪中の人に対して徭役を免除するという律令の規定も,実役を免除することに主眼があったと考えられる。なお徭役という言葉は,いわゆる徭役労働一般の意味でも用いられており,古代では,歳役や雑徭のほかに,地方の里から交替に2人ずつ中央に徴発されて雑役に従事する仕丁や,功食は支給されるが官によって強制的に雇傭される雇役(こえき)などがあり,兵士も実際には徭役の一種と観念されていた。広義の徭役労働は,古代だけでなく中世・近世にも存在していたが,古代では賦役(広義の税)のなかで,徭役労働の占める比重が高かったと考えられる。…

【軍隊】より

…しかし有能な者,功績のあった者には進級をはやめるとか,二階級進級の特別措置がとられる。 軍隊は,幹部である将校,下級幹部である下士官,軍の大部を構成する兵士から成る。古代と中世における軍隊指揮官はおおむね貴族であり,職業的将校として育つ余地はなかった。…

【兵士】より


[軍団兵士]
 古代の軍団制のもとに徴発された21~60歳の正丁男子の基本的呼称。7世紀後半から大宝律令の成立期にかけていわゆる律令軍制が整備され,正丁男子を対象とした徴兵制が施行された。…

※「兵士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

兵士の関連キーワード衛士軍団健児日光猿軍団軍監軍毅校尉武官旅帥

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

兵士の関連情報