ドゥラ・ユーロポス(読み)ドゥラユーロポス

百科事典マイペディア 「ドゥラ・ユーロポス」の意味・わかりやすい解説

ドゥラ・ユーロポス

シリア東部,ユーフラテス川右岸にある都市跡。ドゥラ・エウロポスとも。前300年ころセレウコス朝によって開かれ,前2世紀後半から後2世紀ころまでパルティア治下で東西通商の要地として栄えた。砂漠地帯にあるためよく保存された遺物が多数出土。アポロンアルテミス神殿などの建築遺構も多く発見されている。
→関連項目キュモン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android