ヘルマン‐ファインマンの定理(英語表記)Hellmann-Feynman theorem

法則の辞典 の解説

ヘルマン‐ファインマンの定理【Hellmann-Feynman theorem】

分子や固体中の原子核に働く力は,電子の確率密度を静的な負電荷密度と見なして,静電気学的に得られるものと一致する.あるパラメータ a に依存するハミルトニアン Ha) があるとき,系の任意の離散的な固有状態,すなわち Ha) | a 〉=Ea)| a 〉,〈a | a 〉=1を満たす | a〉に対して

が成立する.単にファインマンの定理*ということもある.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android