ペイハイ(北海)特別市(読み)ペイハイ(英語表記)Beihai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペイハイ(北海)特別市」の意味・わかりやすい解説

ペイハイ(北海)〔特別市〕
ペイハイ
Beihai

中国華南地方,コワンシー (広西) チワン (壮) 族自治区南部の市。市区とホープー (合浦) 県から成る。ペイプー (北部) 湾 (バクボ湾) にのぞむ港湾都市。 1964年まではコワントン (広東) 省に属していた。その後コワンシーチワン族自治区のチンチョウ (欽州) 地区に組込まれたが,人口急増とともに省轄市として独立。港は 1876年のチーフー (芝罘) 条約によって開港された。貿易港であるとともに自治区最大の漁港で,水産加工も盛んである。造船,ロープなど海運・漁業関連の工場も多い。人口 124万 6531 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android