デジタル大辞泉
「一実円頓」の意味・読み・例文・類語
いちじつ‐えんどん〔‐ヱンドン〕【一実円頓】
仏語。ただ一つの真実である理法は、完全で、すみやかに悟りを得させるということ。法華経の教えをたたえたもの。
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いちじつ‐えんどん ‥ヱンドン【一実円頓】
〘名〙 仏語。絶対不二であって真実である理法は、その
功徳が完全で、しかも、それによる
成仏の
実現が極めてすみやかである、ということ。法華経の教えをたたえたもの。
※
太平記(14C後)一「御器量世に又類も無りしかば、一実円頓
(いちジツヱンドン)の花匀を
荊渓(けいけい)の風に薫じ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報