理法(読み)リホウ

精選版 日本国語大辞典 「理法」の意味・読み・例文・類語

り‐ほう‥ハフ【理法】

  1. 〘 名詞 〙 のっとるべき道理。のり。ことわり。
    1. [初出の実例]「唯有如々理法体、坦然無壌亦無成」(出典凌雲集(814)砂土印仏応製〈小野岑守〉)
    2. 「只理法に任身而為候人には、をかすへき外魔もあらしと」(出典:島津家文書‐(年未詳)(室町後)二月二〇日・島津日新(忠良)自筆書状)
    3. [その他の文献]〔韓詩外伝‐六〕

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普及版 字通 「理法」の読み・字形・画数・意味

【理法】りほう(はう)

道理。自然の条理。〔夢渓筆談、芸文二〕幽州の行均、佛書中の字を集めて切訓詁を爲(つく)る。そ十六字、四卷につ。と號す。燕の智光、之れが序を爲(つく)る。甚だ詞辯り。~其の字の序を見るに、皆理法り。

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