五万石(読み)ごまんごく

精選版 日本国語大辞典 「五万石」の意味・読み・例文・類語

ごまん‐ごく【五万石】

[1] (その所領が五万余石であったところから) 江戸時代、播州赤穂浅野家の俗称。
※雑俳・柳多留‐五〇(1811)「五万石しっかり抱いて五百石
[2] 〘名〙 (「五万石でも岡崎様はお城の下まで船がつく」の俗謡から) 江戸時代、三河国岡崎(愛知県岡崎市)の名物菓子。米粉に砂糖をまぜ帆掛船の形に作った小形のせんべい

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