余所になる(読み)よそになる

精選版 日本国語大辞典 「余所になる」の意味・読み・例文・類語

よそ【余所】 に なる

関係がなくなる。疎遠な仲になる。
伊勢物語(10C前)一〇二「そむくとて雲には乗らぬものなれど世のうきことぞよそになるてふ」
関心がなくなる。なおざりになる。そっちのけになる。
仮名草子竹斎(1621‐23)上「玄宗楊貴妃の百の媚に打ち込まれ、世の政事もよそになり」

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