デジタル大辞泉
「八幡の藪知らず」の意味・読み・例文・類語
八幡の藪知らず
《千葉県市川市八幡にあった竹藪は、一度入ると出口がわからなくなるといわれたところから》出口がわからないこと。また、迷うことのたとえ。八幡知らず。
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やわた【八幡】 の 藪(やぶ)知(し)らず
(千葉県市川市八幡に、迷いこんだら出られないといわれた「八幡の藪知らず」と呼ばれる藪があったところからいう) はいると出口のわからない藪。はいり込むと出口のわからないこと、迷うことをたとえていう。
※
虞美人草(1907)〈
夏目漱石〉
一六「何が何だか分りやしない。丸で八幡
(ヤハタ)の藪不知
(ヤブシラズ)へ這入った様なものだ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報