八幡鐘(読み)はちまんがね

精選版 日本国語大辞典 「八幡鐘」の意味・読み・例文・類語

はちまん‐がね【八幡鐘】

〘名〙 江戸深川八幡宮の鐘楼でつく、時の鐘。辰巳遊里が近いので、後朝(きぬぎぬ)を惜しむ心にかけていうことが多い。
洒落本五大力(1802)三「八幡かねを聞てよりただひとねいりの夢のうちに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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