内つ官家(読み)ウチツミヤケ

デジタル大辞泉 「内つ官家」の意味・読み・例文・類語

うち‐つ‐みやけ【内つ官家】

屯倉みやけ2」に同じ。
かれりて、以て―を定む」〈神功紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内つ官家」の意味・読み・例文・類語

うちつ【内つ】 官家(みやけ)

大和朝廷が四世紀末頃から六世紀後半まで南朝鮮に領有した直轄領任那(みまな)の地。うちのみやけ。
書紀(720)神功摂政前一〇月(北野本訓)「故(かれ)因りて以て内官家(ウチツミヤケ)を定む。是れ所謂(いはゆる)三韓(みつのからくに)なり」

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