切ない時の神頼み(読み)セツナイトキノカミダノミ

デジタル大辞泉 「切ない時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

せつないとき神頼かみだの

信仰のない者が、苦しいときだけ神の助けを求めること。苦しい時の神頼み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「切ない時の神頼み」の意味・読み・例文・類語

せつない【切ない】 時(とき)の=神頼(かみだの)み[=仏頼(ほとけだの)み]

平常神仏を拝まない者が、苦しい時や困った時にだけ神仏の加護や助けを得ようとすること。せつない時の神叩き。苦しい時の神頼み。
※咄本・初音草噺大鑑(1698)四「息子動転して、せつなき時の神だのみと清水に参り観音にいのり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android