切先外(読み)きっさきはずれ

精選版 日本国語大辞典 「切先外」の意味・読み・例文・類語

きっさき‐はずれ ‥はづれ【切先外】

〘名〙 刀の刃先相手の体に深く切りこまず、あたかも外すように浅く切りつけること。切先外し。
浄瑠璃薩摩歌(1711頃)中「きっさきはづれに、ずっぱと立つ」

きっさき‐はずし ‥はづし【切先外】

甲陽軍鑑(17C初)品三二「きっさきはづしに。三刀伐奉る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android