切先外(読み)きっさきはずれ

精選版 日本国語大辞典 「切先外」の意味・読み・例文・類語

きっさき‐はずれ ‥はづれ【切先外】

〘名〙 刀の刃先相手の体に深く切りこまず、あたかも外すように浅く切りつけること。切先外し。
浄瑠璃薩摩歌(1711頃)中「きっさきはづれに、ずっぱと立つ」

きっさき‐はずし ‥はづし【切先外】

甲陽軍鑑(17C初)品三二「きっさきはづしに。三刀伐奉る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android