刺繍台(読み)シシュウダイ

デジタル大辞泉 「刺繍台」の意味・読み・例文・類語

ししゅう‐だい〔シシウ‐〕【刺×繍台】

日本刺繍で、刺繍する布を張るための長方形の台。馬とよぶ木製の足にのせて使う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刺繍台」の意味・読み・例文・類語

ししゅう‐だい シシウ‥【刺繍台】

〘名〙 日本刺繍で、刺繍布を張る台。横木、樋棒(ひのぼう)、貫棒(ぬきぼう)などで組まれた長方形の枠を、馬と呼ばれる台の上にのせたもの。縦木の長さにより、三尺台、六尺台などの種類がある。
珍太郎日記(1921)〈佐々木邦〉二「高飛びをして刺繍台(シシウダイ)を踏み抜いたりしたものだから」

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