口遊み(読み)クチズサミ

デジタル大辞泉 「口遊み」の意味・読み・例文・類語

くち‐ずさみ【口遊み】

詩や歌などを、心に思い浮かぶまま軽く声に出すこと。
いつも愛唱される歌や言葉
なかにも恋の歌は、いたく人の―にもし侍る」〈今鏡・六〉
うわさをすること。また、話の種。評判
「あはれ恥の上の損かなと、諸人―は猶やまず」〈太平記・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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