大明湖公園(読み)だいめいここうえん

世界の観光地名がわかる事典 「大明湖公園」の解説

だいめいここうえん【大明湖公園】

中国の山東省の省都、済南(さいなん)の旧城北部にある公園。中心となる大明湖は、市内にある珍珠泉や芙蓉泉、王府池などの泉から湧き出る水が絶えず流入している。また、遊覧船で周遊でき、周辺一帯が公園となっている。湖畔には、李白杜甫が酒を酌み交わしながら詩を詠んだといわれる歴下亭や小滄浪亭など、宋代や明代、清代に創建された建築が残り、往時を偲ばせる。また、鉄公祠から見る千仏山の倒影(大明湖に映る千仏山)は見どころの一つといわれる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android