湖畔(読み)コハン

デジタル大辞泉 「湖畔」の意味・読み・例文・類語

こはん【湖畔】[絵画]

黒田清輝による油絵箱根芦ノ湖自然背景に、浴衣姿で団扇を手にした女性を描いたもの。明治30年(1897)、第2回白馬会展に「避暑」の題名出品。その後「避暑(湖辺婦人)」「Au bord du lac」などの題を経て現題となった。明治33年(1900)開催のパリ万博にも出品された黒田代表作。国の重要文化財東京国立博物館蔵。

こ‐はん【湖畔】

湖のほとり。湖のそば。「湖畔を逍遥する」
[類語]河畔池畔

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精選版 日本国語大辞典 「湖畔」の意味・読み・例文・類語

こ‐はん【湖畔】

  1. 〘 名詞 〙 みずうみのほとり。湖水付近
    1. [初出の実例]「村静山遙湖畔路、楡柳影沈日将暮」(出典:孔雀楼文集(1774)湖北道中)
    2. [その他の文献]〔常建‐鄂渚招王昌齢張詩〕

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普及版 字通 「湖畔」の読み・字形・画数・意味

【湖畔】こはん

湖のほとり。唐・李群玉〔長沙春望~〕詩 湖春山(あんあん)たり 雲中樹、離離(りり)たり

字通「湖」の項目を見る

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