天佑神助（読み）てんゆうしんじょ

精選版 日本国語大辞典

てんゆう‐しんじょ テンイウ‥【天佑神助】

〘名〙 天の助けと神の助け。偶然によって助かることのたとえ。

※風にそよぐ葦（1949‐51）〈石川達三〉後「天佑神助を信じ偶然をたのみ」

出典　精選版 日本国語大辞典

四字熟語を知る辞典

天佑神助

天の助けと神の助け。思いがけない偶然によって助かることのたとえ。

[使用例] 天佑神助を信じ偶然をたのみ、特攻隊の威力に望みをかけて［石川達三＊風にそよぐ葦｜1949～51］

[使用例] 神州日本は不滅なのだ。かならず天佑神助があるのだ［開高健＊青い月曜日｜1965～67］

[解説] 「天佑」の「佑」は、助けという意味。「天祐」とも書く。

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