デジタル大辞泉 「威力」の意味・読み・例文・類語 い‐りょく〔ヰ‐〕【威力】 1 他を押さえつけ服従させる、強い力や勢い。「砕氷船が威力を発揮する」「威力のあるパンチ」「金の威力」2 法律で、人の意思を制圧するに足る有形・無形の勢力をいう。威力業務妨害罪・競売入札妨害罪を構成する行為など。[類語](1)勢力・権勢・権力・実権・威勢・勢い・猛威・暴威・景気・権威・威厳・威信・威名いめい・威望・名望・威光・威風・勢威・力ちから・物物しい・厳めしい・厳おごそか・厳粛・粛粛・厳然・森厳・荘厳・荘重・重厚・重重しい・厳・厳として・重量感・どっしり・ずっしり・ずしり・ずしっと・どっかと・がっしり・重み・広量・堂堂・大度・太っ腹・マッシブ・存在感・睥睨へいげい・厳しい・厳格・厳重・厳酷・厳正・冷厳・峻厳しゅんげん・峻烈しゅんれつ・苛酷・険しい・辛辣しんらつ・粛・粛然・貫禄・威徳・尊厳・威儀・重圧・凄すごみ・脅威・威圧・威風堂堂・威容・偉容・英姿・雄姿・勇姿・仰仰しい・ご大層・息が詰まる・大風呂敷を広げる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「威力」の意味・読み・例文・類語 い‐りょくヰ‥【威力】 〘 名詞 〙① 他を押えつけ服従させる有形、無形の勢い、力。いりき。[初出の実例]「政府の法令を拒むものは威力を以て之を圧伏すべし」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)「威力を用い人の業務を妨害したる者」(出典:刑法(明治四〇年)(1907)二三四条)② =いりょく(偉力) い‐りきヰ‥【威力】 〘 名詞 〙 他を押えつけ服従させる、強い力や勢い。特に、神仏の力。いりょく。[初出の実例]「誠に知る、観音の威力、思議し難きことを」(出典:日本霊異記(810‐824)上)「かみのいりきにせめられ、五たいもぢゆうにはたらかねば」(出典:浄瑠璃・日本王代記(1674)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「威力」の読み・字形・画数・意味 【威力】い(ゐ)りよく 人を伏する勢い。〔新語、至徳〕皆輕しく師を用ひて、威力を(たっと)び、以て斯(ここ)に至る。字通「威」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by