寝飽(読み)ねあきる

精選版 日本国語大辞典 「寝飽」の意味・読み・例文・類語

ね‐あ・きる【寝飽】

〘自カ上一〙 =ねあく(寝飽)
大菩薩峠(1913‐41)〈中里介山東海道の巻「こんな永い夜を一人で寝飽(ネア)きるのもつまりませんからねえ」

ね‐あ・く【寝飽】

〘自カ五(四)〙 ねくたびれる。いやになるほどねる。ねあきる。
※俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃)「草の枕に寝あきて、まだほのぐらきうちに浜のかたに出て」

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