幹竹割(読み)カラタケワリ

デジタル大辞泉 「幹竹割」の意味・読み・例文・類語

からたけ‐わり【幹竹割(り)】

幹竹を割るように、物を縦に勢いよく切り裂くこと。多く、人を刀で切るときの形容に用いる。「真っ向幹竹割

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幹竹割」の意味・読み・例文・類語

からたけ‐わり【幹竹割】

〘名〙 幹竹を割るように、まっすぐに勢いよく切り下げること。からたけ。
※虎寛本狂言・太刀奪(室町末‐近世初)「取り直いておこさずば、から竹割にしてやらう」
読本椿説弓張月(1807‐11)残「慌忙(あはてふため)き逃んとする、玖馬が背(そびら)を乾竹割(カラタケワリ)

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