御先狐(読み)オサキギツネ

デジタル大辞泉 「御先狐」の意味・読み・例文・類語

おさき‐ぎつね【御先×狐】

きもの一種。飼い主の命じるままに不思議なことをすると伝えられる狐。尾裂き狐

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精選版 日本国語大辞典 「御先狐」の意味・読み・例文・類語

おさき‐ぎつね【御先狐・尾裂狐】

〘名〙 人間に憑(つ)くとされる狐。関東地方西部で信じられ、狐持ちの家ではこれを飼いならし、種々の不思議を行なうとされた。管狐(くだぎつね)。おさき。〔随筆・梅翁随筆(1789‐1801か)〕

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