尾裂き狐(読み)オサキギツネ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「尾裂き狐」の意味・読み・例文・類語

おさき‐ぎつね【御先狐・尾を裂狐】

  1. 〘 名詞 〙 人間に憑(つ)くとされる狐。関東地方西部で信じられ、狐持ちの家ではこれを飼いならし、種々の不思議を行なうとされた。管狐(くだぎつね)。おさき。〔随筆・梅翁随筆(1789‐1801か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android