御格子(読み)ミコウシ

デジタル大辞泉 「御格子」の意味・読み・例文・類語

み‐こうし〔‐カウシ〕【御格子】

格子を尊んでいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「御格子」の意味・読み・例文・類語

み‐こうし ‥カウシ【御格子】

〘名〙 (「み」は接頭語)
① 格子、格子戸を尊んでいう語。
大和(947‐957頃)一二五「みかうしあげさわぐに壬生忠岑御供にあり」
② (①を下ろして寝るところから) 天皇がおやすみになること。御寝
浄瑠璃・惟喬惟仁位諍(1681頃)二「其夜も更けゆきてみかうしならせ給ひければ諸卿残らず退出し」

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