御寝(読み)ギョシン

デジタル大辞泉 「御寝」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しん【御寝】

寝ることの意の尊敬語。おやすみ。
「長き夜すがら―もならず」〈平家・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「御寝」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐しん【御寝】

  1. 〘 名詞 〙 就寝就眠の意の尊敬語。おやすみになること。ぎょし。げし。
    1. [初出の実例]「日時、僧名、大間検校三通、主上雖御寝、触女房之」(出典:後二条師通記‐寛治七年(1093)三月一二日)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝〕

ぎょ‐し【御寝】

  1. 〘 名詞 〙 「ぎょしん(御寝)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「御寝(ギョシ)になる時に、この紐をお引き遊ばせ」(出典:歌舞伎・高麗大和皇白浪(1809)五立)

げ‐し【御寝】

  1. 〘 名詞 〙ぎょし(御寝)

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