デジタル大辞泉
「御統」の意味・読み・例文・類語
み‐すまる【▽御▽統】
上代、多くの玉を緒に貫いて輪とし、首にかけたり腕に巻いたりして飾りとしたもの。
「弟棚機の項がせる玉の―」〈記・上・歌謡〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
み‐すまる【御統】
〘名〙 (「み」は
接頭語、「すまる」は「すばる(統)」に同じ) 多くの玉を
一本の糸に貫いて
環状にしたもの。上代、首または腕にまいて飾りとした。みすまろ。
※
古事記(712)上・歌謡「天なるや 弟棚機
(おとたなばた)の 項がせる 玉の美須麻流
(ミスマル) 美須麻流
(ミスマル)に
穴玉はや」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報